一言でいうと
自動運転の導入を検討している人が、ベンダーの説明を自分で確かめるための道具を集めた区分である。
すべて印刷して会議に持ち込める形にしてある。登録も問い合わせも不要である。資料請求フォームやメール登録の仕組みは、このサイトのどこにも置いていない。
何を解決するために作ったか
自動運転の導入検討は、自治体・交通事業者・工場・空港・不動産開発へ広がっている。一方で、発注する側が技術を確かめる手立ては増えていない。専門家を雇えば解決するという話でもない。判断するのは結局、発注する組織自身である。
この区分の4ページと1ページの補足は、そのための道具である。技術を理解することが目的ではない。目の前の提案書について、確かめるべきことを確かめられる状態になることが目的である。
収録しているページ
ベンダー用語の翻訳辞典(27項目)
提案書によく出てくる表現を、技術的に何を意味するかへ置き換える。特定の会社を名指しはしない。まずここから読むとよい。ベンダーに聞く質問リスト(全21問・4フェーズ)
そのまま読み上げられる質問文として並べた。なぜ聞くのか、どんな答えなら安心してよいか、どんな答えが危険信号かを付けている。数字の読み方
走行距離・介入率・事故率・稼働率が、なぜそのまま比較できないのか。規制当局自身が「比較に使うな」と明記している箇所を原文で示す。実証と商用の違い(13項目)
実証で成立していたことが、毎日続ける運行では成立しなくなる。導入を検討し始めた最初に読んでほしい。世界の基準と、日本で確認できること
国・地域別の制度のマイルストーンを、年月と法令名で並べる。「海外では実用化されています」を「どこの、いつの、どの法令で」に分解するための表である。
読む順序の目安
| いまの状況 | 読む順序 |
|---|---|
| 提案書を受け取ったが、判断の材料がない | 翻訳辞典 → 質問リスト(フェーズ1) |
| これから検討を始める | 実証と商用の違い → 質問リスト(フェーズ1)→ 翻訳辞典 |
| 数字を示されて評価を求められている | 数字の読み方 → 世界の基準 → 質問リスト(フェーズ4) |
| 仕様書を書いている | 質問リスト(フェーズ2)→ 翻訳辞典 → 実証と商用の違い |
| 契約直前である | 質問リスト(フェーズ3)→ 実証と商用の違い |
| 住民説明を控えている | 数字の読み方 → 世界の基準 → 翻訳辞典 |
このサイトが何をしないか
企業の優劣を判定しない。ランキングも点数付けも「おすすめ」も出さない。特定の方式が優れているとも書かない。方式の違いは、優劣ではなく、何を得るために何を諦めたかの違いとして説明する。
問い合わせ・資料請求・メール登録の受付も行わない。全ページ無料で、登録なしに読める。運営者の事業の紹介は本文に混ぜていない。
そのかわり、分かっていないことは分かっていないと書く。業界内で決着していない論点は両論を併記し、決着していないと明記する。それがこのサイトで最も価値のある部分だと考えている。
出典
一次情報を優先している。「区分」は、その資料が発行機関自身の公表物(一次)か、第三者による索引・複製(ミラー)か、解説(二次)かを示す。リンク切れに備え、発行者・文書名・日付を本文でも残している。
- 米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)Standing General Order on Crash Reporting(第3次修正)https://www.nhtsa.gov/laws-regulations/standing-general-order-crash-reporting
- California Department of Motor VehiclesAutonomous Vehicles Rulemaking Actions(規則制定ファイル OAL 2025-0415-04、効力発生 2026年4月28日)https://www.dmv.ca.gov/portal/vehicle-industry-services/autonomous-vehicles/autonomous-vehicles-rulemaking/
- 福井県永平寺町自動運転車の運行について(レベル4・車両内無人。大人100円/中学生以下50円。運行主体はまちづくり株式会社ZENコネクト。車両の保証・保守期間が令和8年3月末で満了し、4月1日以降は当面運休)https://www.town.eiheiji.lg.jp/
- United Nations NewsNew global rules clear the road for driverless vehicles(WP.29 第199回会合での採択。支持した主要市場と主な要求を記載)https://news.un.org/en/story/2026/06/1167797
- 国土交通省地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)事業概要(重点支援 4/5・上限4億円/一般支援 4/5・上限2億円/省人化支援 2/5・上限0.2億円)https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001976722.pdf
最終更新日:2026年7月30日。このページの記述は同日時点で確認したものである。
