GREEN TECHNOLOGY. BLUE

発注・検討する人のための道具

ベンダーの説明を自分で確かめるための5つのページ。印刷して会議に持ち込める。

一言でいうと

自動運転の導入を検討している人が、ベンダーの説明を自分で確かめるための道具を集めた区分である。

すべて印刷して会議に持ち込める形にしてある。登録も問い合わせも不要である。資料請求フォームやメール登録の仕組みは、このサイトのどこにも置いていない。

何を解決するために作ったか

自動運転の導入検討は、自治体・交通事業者・工場・空港・不動産開発へ広がっている。一方で、発注する側が技術を確かめる手立ては増えていない。専門家を雇えば解決するという話でもない。判断するのは結局、発注する組織自身である。

この区分の4ページと1ページの補足は、そのための道具である。技術を理解することが目的ではない。目の前の提案書について、確かめるべきことを確かめられる状態になることが目的である。

収録しているページ

  1. ベンダー用語の翻訳辞典(27項目)
    提案書によく出てくる表現を、技術的に何を意味するかへ置き換える。特定の会社を名指しはしない。まずここから読むとよい。

  2. ベンダーに聞く質問リスト(全21問・4フェーズ)
    そのまま読み上げられる質問文として並べた。なぜ聞くのか、どんな答えなら安心してよいか、どんな答えが危険信号かを付けている。

  3. 数字の読み方
    走行距離・介入率・事故率・稼働率が、なぜそのまま比較できないのか。規制当局自身が「比較に使うな」と明記している箇所を原文で示す。

  4. 実証と商用の違い(13項目)
    実証で成立していたことが、毎日続ける運行では成立しなくなる。導入を検討し始めた最初に読んでほしい。

  5. 世界の基準と、日本で確認できること
    国・地域別の制度のマイルストーンを、年月と法令名で並べる。「海外では実用化されています」を「どこの、いつの、どの法令で」に分解するための表である。

読む順序の目安

表:状況別の読む順序の目安。
いまの状況読む順序
提案書を受け取ったが、判断の材料がない翻訳辞典 → 質問リスト(フェーズ1)
これから検討を始める実証と商用の違い → 質問リスト(フェーズ1)→ 翻訳辞典
数字を示されて評価を求められている数字の読み方 → 世界の基準 → 質問リスト(フェーズ4)
仕様書を書いている質問リスト(フェーズ2)→ 翻訳辞典 → 実証と商用の違い
契約直前である質問リスト(フェーズ3)→ 実証と商用の違い
住民説明を控えている数字の読み方 → 世界の基準 → 翻訳辞典

このサイトが何をしないか

企業の優劣を判定しない。ランキングも点数付けも「おすすめ」も出さない。特定の方式が優れているとも書かない。方式の違いは、優劣ではなく、何を得るために何を諦めたかの違いとして説明する。

問い合わせ・資料請求・メール登録の受付も行わない。全ページ無料で、登録なしに読める。運営者の事業の紹介は本文に混ぜていない。

そのかわり、分かっていないことは分かっていないと書く。業界内で決着していない論点は両論を併記し、決着していないと明記する。それがこのサイトで最も価値のある部分だと考えている。

出典

一次情報を優先している。「区分」は、その資料が発行機関自身の公表物(一次)か、第三者による索引・複製(ミラー)か、解説(二次)かを示す。リンク切れに備え、発行者・文書名・日付を本文でも残している。

  1. 米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)Standing General Order on Crash Reporting(第3次修正)発出 2025年4月24日/効力発生 2025年6月16日/区分:一次/参照日 2026年7月30日https://www.nhtsa.gov/laws-regulations/standing-general-order-crash-reporting
  2. California Department of Motor VehiclesAutonomous Vehicles Rulemaking Actions(規則制定ファイル OAL 2025-0415-04、効力発生 2026年4月28日)効力発生 2026年4月28日/区分:一次/参照日 2026年7月30日https://www.dmv.ca.gov/portal/vehicle-industry-services/autonomous-vehicles/autonomous-vehicles-rulemaking/
  3. 福井県永平寺町自動運転車の運行について(レベル4・車両内無人。大人100円/中学生以下50円。運行主体はまちづくり株式会社ZENコネクト。車両の保証・保守期間が令和8年3月末で満了し、4月1日以降は当面運休)参照日 2026年7月30日/区分:一次/参照日 2026年7月30日https://www.town.eiheiji.lg.jp/
  4. United Nations NewsNew global rules clear the road for driverless vehicles(WP.29 第199回会合での採択。支持した主要市場と主な要求を記載)2026年6月24日/区分:一次/参照日 2026年7月30日https://news.un.org/en/story/2026/06/1167797
  5. 国土交通省地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)事業概要(重点支援 4/5・上限4億円/一般支援 4/5・上限2億円/省人化支援 2/5・上限0.2億円)公募開始 2026年3月27日/区分:一次/参照日 2026年7月30日https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001976722.pdf

最終更新日:2026年7月30日。このページの記述は同日時点で確認したものである。

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